あーあ。取り返しのつかないこと、やっちゃった。バカな日本政府。 事実だけ述べると、福島原発ではメルトダウンを起こした。そして、デブリはどこにあるか、いまだに判然とせず、延々と水をかけて冷やしており、そのため、汚染水が大量に発生する。
汚染水から重金属を取り除いて、ALPSにかけたから安全です、っていう論理がそもそも理解できない。処理しているはずなのに、放射性セシウムの欄だけ見ても記載があったりなかったりする。いや、全部同じ装置で検査してるんだよね??疑問がぬぐえない。成分をピッキーして安全です!!って言ったって、だれが信じるのよ?とんでもない事故を起こしておいて、我々を信頼してほしいって、無理だろ。自浄能力ゼロなのに。
放射性物質にはほかにもコバルト、ヨウ素、ストロンチウム、プルトニウムとかいろいろとあるわけで、ほとんどが空欄の東電の検査データを見て、いったいどうすんのよ???
汚染水にトリチウムだけをフォーカスするのはどうなの?上記のほかにも、いろんな放射性元素があるわけで。海洋に捨てなくても、セメントとかにすればいいじゃん。セメントにするには大量の水が必要なんだし。っていうか、安全だって言い張るんだったら、処理水を外部に提供すればいいんじゃない?国内外問わず。そしたら、それを勝手に分析するから。東電の発表と食い違う結果が出ることは疑いの余地がない。
ALPS(アルプス)を作るのが遅れて、通称、処理水がたまったことは確か。でもね、処理水が本当に安全なら、もっと早く放出できたはずだよ?海洋放棄しなくても、セメント需要に応えるのに使うとかもありだし。でも、実際にはそうしていない。その品質に満ちていないから。単純に日本政府と東京電力が、もっともお金をかけずに水を処分したいです!っていう風になっただけの話でさ。福島の漁業とか、国民の安全とか二の次。国民のことなんて、自民党政権はATMとしか思ってないよ。
8年前の約束。地元との合意なしに、いかなる処理もしません。簡単に反故にされちゃった。今回の、長年にわたって漁業補償をする、っていう約束も簡単に反故にされるにきまってるじゃん。自民党は大企業には甘いけど、個人には辛いからね。目の前で約束を反故にしておきながら、別の約束を取り付けたことにして、一定の理解を得た。って、岸田とか西村とか、バカじゃないの??
中国の主張が正しいとは思わん。念のため。
ぶっちゃけ、目標は(1)国民を被ばくさせずに(2)廃炉する、じゃんね??(2)に向けた道筋ってどうなってんの?汚染水を放出したら、空いた作業スペースでなんかできるわけ??デブリも把握できてないのに??チェルノブイリとかは石棺になったけど、日本の原発は、いまだに後始末がすんでないから、石棺にすらできないわけですよ。汚染水を海洋放出したから一歩前進って、意味わからん。東電の負債が大きく減ったという意味では、一歩も二歩も前進していますがね。完全に東電の都合じゃないか。ALPSで処理したあとの放射性物質って、どこに行ったのかの説明もない。意味不明すぎる。
ちょっと専門的な話を補足しておくと、海洋放出したのちモニタリングするらしいけど、ICP−MSでは分析するのが難しくなるよね。だって、海水だもん。普通にやったら消炎して分析不能になるし、そもそも海洋水とどうやってマトリクスを合わせるのか疑問。減塩処理したって、その過程でいくらでも鉛筆なめる要素があるわけで、2週間経って、分析結果は問題ありませんでしたとか言われても、えっ??ってなるわな。まあ、わかっててやってるんだろうけどね。アイツら。