信州特急料金回数券


(平成22年の3月から黒姫ではなく長野に変わっています。県内では信越線での特急運転がないので、変化はありません。)


○価格:4枚2000円

○県内発売箇所:県内のみどりの窓口設置駅のうちJR東日本管轄の駅。

○利用可能日:毎日。

○有効期間:1ヵ月

○特急利用:可能

○乗車可能範囲


(改札を出なければ、当日中にしなのとあずさを乗り継いで利用することが可能。)


県内の特急「あずさ」と「しなの」の自由席を利用できる。長野=塩尻間に限り、「しなの」の指定席を利用することも可能。
ただし指定席券の発券はできない。空席を利用する形になる。


(例)茅野から松本への利用。

(通常購入)
茅野=松本     730円
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信州特急料金回数券 500円(▲230円)

※乗車券は考慮していません。
(例)長野から甲府への利用。

(通常購入)
長野=塩尻    1150円
塩尻=甲府    1150円

合計:2300円
※松本で分割すると松本=甲府の特急料金が高くなる。
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信州特急料金回数券 500円
富士見=甲府    730円

合計:1230円(▲1070円)

※乗車券は考慮していません。
【注意点】

有効期間が短いので、1ヵ月以内に使い切れる見込みがない場合は自由席特急券を購入したほうが良い。
県外まで利用する場合、甲府を超えてしまうと元が取れなくなるケースがほとんどである。ただし、部分的に損をしても、4枚を使いきったトータルでのメリットを考えて利用するケースというのはもちろん考えられる。

(例)松本から八王子への利用。

(通常購入)
松本=八王子    2100円
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信州特急料金回数券  500円
富士見=八王子   1780円

合計:2280円(△180円

※乗車券は考慮していません。

たとえ1回分は180円を損しても、残りの3枚でたとえば690円得したから良いのだ、という考え方もできる。
残りの1枚を使わずに廃棄する場合と比べれば320円のメリットになっている。