
○価格:大人2500円、子供1000円
○県内発売箇所:県内のみどりの窓口設置駅のうちJR東日本管轄の駅(下マップ内の駅)。
(県外では小淵沢、越後川口、十日町の3駅)
○利用可能日:毎日。
○有効期間:1日
○特急利用:可能(別途特急券が必要。)
○乗り放題の区域

(新幹線も乗車可能。ただし、別途特急料金が必要。)
県内の散策にお得な切符。
長野への往復に関しては信州往復きっぷがあるため、どちらがよりお得なのかを考慮する必要がある。
信州往復きっぷの有効期間は2日間であるのに対し、この切符は当日のみ有効である。
(例)茅野から長野への単純往復の場合。
(通常購入)
茅野=長野 3780円(往復)
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信州往復きっぷ 2850円(▲930円)
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信州ワンデーパス 2500円(▲1280円)
※特急を利用する場合、特急料金は別途必要。
350円の差は、有効期間の差である。
長野で一泊する行程の場合のみ、信州往復きっぷが有用。
(例)島高松→岡谷、岡谷→長野、長野→島高松と移動する場合。
(通常購入)
島高松=岡谷 480円
岡谷=長野 1450円
長野=島高松 1110円
合計:3040円
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信州往復きっぷ(松本=長野)を利用の場合
島高松=岡谷 480円
岡谷=松本 400円
信州往復きっぷ 1430円
松本=島高松 180円
合計:2490円(▲550円)
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信州ワンデーパスを利用の場合
2500円(▲540円)
信州往復きっぷを利用の場合、途中下車可能なのは松本駅のみ(岡谷へ向かう途中では不可)。
そのため、松本以外で途中下車しないのであれば、信州往復きっぷを利用したほうがわずかにお得(10円)。
島高松より北側の駅から同様のルートをたどる場合、信州ワンデーパス利用が無条件で安くなります。
(例)塩尻=飯山を往復する場合
(通常購入)
塩尻=飯山 3780円(往復)
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信州往復きっぷ(塩尻=長野)を利用の場合
信州往復きっぷ 1890円
長野=飯山 1140円(往復)
合計:3030円(▲750円)
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信州ワンデーパスを利用の場合
2500円(▲1280円)
長野より北に旅行する場合、信州往復きっぷはつらい部分が出てくる。
メリットになるのは飯山か長野で一泊する行程に限られる。
(例)茅野から長岡へ向かう場合
(通常購入)
茅野=長岡 4310円
(直江津・飯山のどちらを経由しても同料金。距離面では飯山経由が近い。)
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信州ワンデーパスを利用の場合
信州ワンデーパス 2500円
越後川口=長岡 400円
合計:2900円(▲1410円)
金額的にはかなり抑えられるものの、経由が制限されるのが厳しい人が多そう。
【注意点】
JR東日本の切符ですので、JR東海管轄の飯田線、中央西線、JR西日本管轄の大糸線(南小谷以北)は乗車できませんし、購入することもできません。
北側にひたすら伸びる飯山線を最大限利用できればメリットは大きいのですが、現実問題としては難しい。
こどもの割引率が高いので、大人の場合よりも活用範囲は広がる。
保護者は信州往復きっぷ、こどもは信州ワンデーパスが最もお得という場合もあるだろう。