ダイエットと健康(その50)
三日坊主はだめよ
ダイエットにはリバウンドがつき物です。
だからこそ、動機付けが大事なのです。
たとえば「80kgから70kgまで痩せる」と目標を立てたとします。
その結果、めでたく70kgまで痩せました。
じゃどうするの?って感じ。
痩せたことに満足して、またもとの食生活・運動習慣に戻るのでしょうか?
もしそうだとすると、結局時間が経つと元の体重(80kg)に戻ってしまいます。
さらに、痩せ方にもよりますが、基本的に減量時に減るのは筋肉が中心です。
増えるときは贅肉(脂肪)が中心です。
80→70→80→70→・・・・・と繰り返しダイエットをしていると、筋肉がほとんどなくなり身体がスカスカになってしまいます。
リバウンドはダイエットの憑き物です。
リバウンドしないためには、その体重に収束するような運動習慣、あるいは食生活が絶対に必要です。
リバウンドをすると元の場合に比べて筋肉が減り贅肉が増えてしまいます。
すると元の体重に戻ったところで、体重は同じでも体型は醜くなってしまいます。
そんなことなら、はじめからダイエットなんてしようと思わないほうがマシです。
ダイエットに挑むときは動機付けをはっきりとして、運動習慣、食習慣を一本に貫くことが大切です。
「体重をどれだけにしよう」とか、「体型をこうしよう」とかの目標設定をすること自体が誤りなのです。
「一日の総摂取カロリーを1900kcalで抑えよう」「一日1万歩、歩こう」っていうふうに設定すべきなのです。
その習慣を続けていくうちにいずれ痩せます。
それで体重が落ち着いたとき、その体重があなたの改まった習慣での適正体重なのです。
こういうふうに痩せれば極度の筋力の減衰、あるいはリバウンドといったものも抑えられます。
続けられる習慣をもつことがダイエットへの第一歩です。
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