ダイエットと健康（その６６）
寝ないと痩せられない
人間はどんな活動をしてもカロリーを消費します。
運動中はもちろんのこと、ただ座っているだけでもそうです。
極端に言えば睡眠中もカロリーを消費します。
しかし当然のことながら、これらの運動量消化を比べれば運動中が最も高く、次に座っているとき、一番低いのは睡眠中です。
だったらずっと起きていればいいのではないか？
あるいは、寝てしまうと痩せないのではないか？
そうした疑問をもつ人もいるようです。
基礎代謝のお話を以前しました。
毎日、どうしても消費されてしまう基本的なエネルギーのことです。
女性で１２００ｋｃａｌ、男性で１６００ｋｃａｌ程度でしょうか。
平均的な女性のエネルギー摂取量は１日１６００〜１８００ｋｃａｌ、男性で２２００〜２４００ｋｃａｌです。
要するにこれらの差分を埋め合わせるだけの運動をしなければ太り、それ以上の運動をすれば痩せるということです。
基礎代謝量は主に筋肉の量によって決まります。
筋肉といえばプロテイン、というイメージがもたれているようですが、適正な運動量、栄養量と睡眠があって、はじめて筋肉が形成されるのです。
睡眠不足は身体も疲れやすくなり病気に対する免疫力も弱まります。
何一ついいことはありません。
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