ダイエットと健康(その77)
夜食は太る、は科学的に正しい。
子供のころから、とにかく食事の時間は早かった。朝食は7時15分と普通で、昼食は給食だから12時10分からと決まっていたけれど、夕食は常に17時とか、日によっては16時台なんてこともあった。そして、とにかくなにより早く寝る。このことに尽きる家庭だった。
しかしながら、クリーニング業をしている親戚の家に行くと、夕食は20時過ぎなんてのがザラ。そのうえデザートまで出てくるもんで、とても食べ切れなかった記憶がある。そもそも普段17時前後に夕食を摂っている身としては20時まで待たされることがかなりの苦痛であった。ありえないでしょ・・・・。そんな印象であった。
脂肪を合成するタンパク質にBMAL1というのがあるのだけど、これは朝の2時がもっとも多いんだよね。逆に昼の2時にはほとんどない。ピークである朝の2時を100%とすれば、17時は5%、18時に10%、20時は25%、22時は40%にもなる。
ということは、栄養摂取率を100%と仮定すれば、17時に食事をするのに比べて、20時に食事をするというのは5倍太りやすいということになる。寝る前に食事をすると太るというけれど、科学的にも正しいわけだね。逆に朝食は遅いに越したことはないということになる。朝6時などよりは7時などのほうがはるかに身体に良い朝食となる。
結論。朝食は遅め。昼食は遅め。夕食は早めが最も良い。
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