ダイエットと健康(その61)

だんだんと減りにくくなる理由

しょうもない話ですが、先日出席した某経済フォーラムで、ダイエットの経過を横軸に時間(日付)、縦軸に体重を取って1次直線を取ってR2がどうこういってた人がいた。
正直驚いた。
だって体重を一次近似したら、将来は0になるということになるもの。
そんな話になんの意味があるの?って思った。


数学や統計がわからない人は意味が分からないでしょうし、ほんとどうでもいいので気にしなくていいですが、簡単に言うとこういうことです。
ダイエットをすると、一日につき●●gずつ痩せていく、というふうにこの人は言っているのです。
そんなわけないですよね。
やっぱり最初は痩せやすい。日時が経つにつれて体重は減りにくくなる。
これは誰しも同じです。
なぜなら昔のほうが体重が多い分、消費カロリーも大きくなるからです。
でも、これだけじゃないような気がします。

例えばある人がダイエットを始め、毎日ジョギングしたとします。
最初は走ることに慣れていないので、無駄な動きなどが多いです。
しかし慣れてしまうと当然ですが運動もロスが少なくなるようになります。
無駄な動きがなくなるということですね。
その無駄な動きで消費していたカロリー分は、慣れたことで消費されなくなるのです。
別にジョギングに限ったことではなく、水泳、ゴルフ、サイクリングなどなんでもそうです。

運動を習慣化するということは非常によいことですが、体重が減ることと慣れてしまうことによって、同じ運動を続けていても効果は薄くなってしまいます。
たまには違う運動も試みてはいかが?
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