ダイエットと健康(その68)

体脂肪を計る時期

その24で体脂肪の計り方について触れました。
体脂肪率測定器は体内に微弱な電流を流すことで、その抵抗値からおおまかな筋肉・脂肪の量を計算しているわけですね。
筋肉と脂肪の間に抵抗差があることはそのとき触れましたが、もう一つ、抵抗値に関して大きな要素が有ります。
それは何か?

水分ですね。
水は(脂肪より)電気を通しやすいので、体内に水分が多い状態だと、体脂肪率は低く表れます。
逆に水分が少ないと、体脂肪率は高く表れます。
どういうことか?といえば、運動前に体脂肪率を計るのと、運動後に体脂肪率を計るのとでは値が変わってくる、ということを示しているのです。
実際、自分が運動前に計れば10%でも、約1時間20分の運動後に計ると13%になってしまいます。
ほんのわずかの間に体脂肪がこんなに変動するわけありませんから、この差は運動の間に失われた水分に影響されているということになりますね。

体脂肪率を運動の成果の目安にするのはいいですが、計る時期は統一しましょう。
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