★印刷業のおっさんです★→お知らせ



しばらくの間、別コンテンツを立ち上げて夢中になっていました。一部の方々にはご迷惑もおかけしたようで、お詫び申し上げますm(_ _)m


2023年08月03日(木)  YCC終了?
 もう先週のことだけど、日本銀行が長期金利(10年もの)について、現行の0.5%から、1.0%までの範囲にすると発表した。そのうえで、ただちに1.0%を容認するものではない。引き続き国債を買い入れると述べたし、実際に0.6%を超えたときに、0.6%での指値オペ3000億円を入れるなどした。

 いや〜。バカだね〜〜〜。日銀が難しい立場なのはわかる。国債はひたすら売られているから、どんどんと買わないといけなくなっていて、バランスシートが超巨大になっているし。発行額より買い入れ額のほうが大きいというようなことも起こったりした。なんでそんなことできるん?って感じだけど、日銀が買い入れた分を日銀から借りて売却することができる制度があるため。国債市場はもうすっかり流動性を失っていて、死んだ相場になっている。
 でも、0.5%→1.0%にするって言ったことと、0.6%で指値オペを入れるっていうのは、正反対の話じゃない?0.6%をつけるということ自体、日銀が大量に買い入れた国債が含み損になっている&銀行、生保などが保有する国債も含み損になっている、ということだから。いや、これで実際には国債の保有者は日本銀行しかいないとかだったら笑えますが、そうではないからね。
 1.0%はあくまでマージンだ、予備のためだ、とか言ったって、すぐに1.0%を超える水準をうかがうのは想像に容易い。だって、日銀が巨大なプレイヤーとして居座った結果、まともな債券トレーダーってほとんどいなくなってしまったからね。株式市場もそうだけど、プレイヤーが減るということは、値動きが激しくなるということ。決してAIによる自動売買アルゴリズムのせいだけじゃない。
 実際、金利6%、7%とかの時代を知らない人たちが兜町とかで証券市場に携わったり、あるいは債券市場でトレードをしたりしているけど、金利1%が未知の世界、っていう子もいるからね。そんなこともまた、日銀のあほな大規模緩和がもたらした弊害。税収が過去最高で、どこにそんな大規模緩和する理由あるねん?って感じじゃん?くるってしまった歯車は、なかなか戻りそうにないね。

 個人的には、以下のことを想像しておきます。予想?

1)今月中に10年物金利は0.9%を超える
2)9月中間決算を控え、メガバンクから日銀(または政治家)に文句が入れられる
3)臨時国会を控え、積極財政派が利権がらみの無駄な大型補正予算を要求し、日銀に国債を引き受けさせようとする。


2023年08月02日(水)  高評価?
 食べログみたいなものの口コミって、メニュー表以外、まったく参考にしていないのよね。どうせ、サクラが混じっているから。
 さすがに、メニュー表が全然違ったら??「えっ?ええ?!」ってなると思いますが、そうなった経験はいまだない。

 ビッグモーターの不正と思われる行為の多さが、もうデパート状態。疑惑のデパート??とか、国会で追及した政治家もいたっけ。☆5の口コミを社員や関係者に書かせていたという話だけど、気に食わない人がわざわざ投稿するわけないし、よほど悪いのならともかく。口コミ高評価なんて、システムに踊らされているだけ。

 ニュース記事につけられるコメントにも高評価や低評価があるけど、特に政治系のニュースでは全くあてにならない。最初に誰が投稿するかで決まっちゃうし、どうせ上のほうしか表示されないし。しかも、上のほうには役に立たない専門家?のコメントが掲載されるし。専門家の評価にも、「参考にならなかった」「役に立たなかった」とかを入れないと。あとは、数字だけじゃなくて、ページビュー数に比した参考になった数も入れないと、意味がないと思うのよねん。


2023年08月01日(火)  スシローの調停
 醬油さしぺろぺろ動画の人を民事提訴していたけど、調停したんだね。

 さて、調停と和解の差が分からない人のためにさっと触れると、どうなるかな?

 基本的には、和解のほうが広い。交通事故とかの示談交渉も、広義では和解のひとつ。和解ってのは、裁判の判決を経ずに、お互いが合意し紛争を収めること。
 じゃあ、調停って何なの?っていう話をすると、調停をするには民事訴訟されていないとできません。裁判にかかわる調停委員がお互いに話を持ち掛けて、その条件で合意するのが調停です。そのために、裁判所は調停委員なんてものを抱えている。

 調停なんて面倒じゃん?って思うじゃん?でも、間に裁判所が入っていないと、あとでもめたりするよね。交通事故で示談をしたつもりが、後から首が痛い、頭が痛いって言われたりとか。調停ってのは裁判所が絡んでいるから、あとからもめ事が再発することはない。

 まあ、そのことと、スシローの主張が認められたかどうかについては、ぜんぜんイコール関係にはないんだけどね。意外と、スシロー側が取り下げたかった、とかはあるかもしれない。回転ずし業界を代表して訴訟させられた、という見方もできるからね。自分も書いたけど、賠償要求額が高すぎるし、積算に妥当性も感じない。


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